最近、整体に関するこんな言葉を聞いて驚きました。
「整体って、身体がひどくツライときじゃないと受けちゃいけないような気がするんですよね。ちょっとした疲れぐらいだと、もっとツラい人がいるから、その人たちに機会をゆずってあげないといけないような気がするんです」
これは、あるお客様から聞いたことばです。
整体師の私としては、非常に驚きました。整体施術はもっと気軽に受けてもらいたいもの、だからです。
最近は整体が広がりつつあるのか、細かな分類も出てきているようです。
例えば、「治療系整体院」とか「癒し系整体院(リラクゼーション)」とかが、その代表例です。
こういう分け方になると、きっとお客様の方でも、お店の使い分けというものが起きてくるのでしょう。
・ちょっと疲れが溜まったから、今回はリラクゼーション店に行こう
・ちょっと痛みがひどいから、整体院に行こう
こういう考え方の人が増えているのかもしれません。
適材適所という言葉があるので、お客様がこのような認識をされることも、理解できます。
もっと気軽に整体を受けて良いんです
しかし私は、もっと気軽に整体に、当院に来てほしいと思っています。
その理由としては
- 治療的な施術も癒し的な施術も、両方とも熟知している
- なるべく同じ人が施術をした方が、施術を受ける人の体質や体の変化を理解しやすいので。施術自体の効果が高まる
- 整体師がお客様の身体のクセを理解できるので、最適な施術を提案しやすい
というものがあります。
正直なところ、「治す」も「癒す」も根本は一緒だと思っています。
身体を根本から治していけば、根本から癒されていく。身体を根本から癒していけば、根本から回復していく。
宇都宮の皆様、「整体」ということばになにかしら高尚なイメージを持つことなく、気軽に整体に、当院に来ていただければ幸いです。
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